WordPressでリンク文字に取り消し線がなぜか表示される原因と解決法
WordPressで記事を作成したり、投稿済みの記事を確認したりしたときに、なぜかリンクに取り消し線が表示されていました。
「このボタンのリンクだけ、なぜ取り消し線が表示されているの？」
「他のリンク文字は通常通りなのに、特定のリンクだけ取り消し線が表示されている」
「HTMLの要素で<s>を追加して、テキストを打ち消し線つきにもなっていません」
テキストや見出し、ボタンなど様々なウェジェットで試しても取り消し線は表示されます。でも、他のURLを設置すると・・・取り消し線が表示されない！ということは、「特定のURLのリンクに問題がありそうだ」というところまでは、すぐに判明しましたが原因が分かりません。
そこで、カスタムCSSを追加したり、プラグインを無効化したりして原因を探り、解決法を見つけましたので説明していきます。
この記事が参考になる人は…
- リンクの取り消し線が消えない
- リンクチェック用のプラグインをインストールしている
目次
Broken Link Checkerを確認
Broken Link Checkerは、WordPressのプラグインで、インストールしているWEBサイト上のリンク（URL）を定期的に自動チェックし、壊れたリンク（404エラーなど）を検出して、管理画面で確認できるプラグインです。
このプラグインが、今回の取り消し線が勝手に表示される原因でした。
Broken Link Checkerの無効化
Broken Link Checkerを無効化する
Broken Link Checkerを無効化することで、リンク文字に取り消し線が表示される問題が解決できました。
Broken Link Checkerを無効にする
- WordPressの管理画面にアクセスします。
- 【プラグイン】の【インストール済みプラグイン】をクリックします。
- プラグイン一覧が表示されたら「Broken Link Checker」を見つけます。
- 「Broken Link Checker」の【無効化】をクリックします。
無効化を確認する
プラグインの一覧画面で、
- 「Broken Link Checker」の背景カラーが白になり、「有効化」が表示されていれば大丈夫です。
これで、リンク文字になぜか表示されていた取り消し線が消えました。
まとめ
プラグインやWordPressのバージョンアップ時にBroken Link Checkerにエラーが発生したのかも知れません。通常なら、WordPressの管理画面の「ツール」から「リンクエラー」が表示されますが、このときは「リンクエラー」を確認する表示がありませんでした。
ソースコードを確認したら、「class=”broken_link”」の記載があったので「リンクエラー」から【リンクエラーではない】をクリックして「class=”broken_link”」を外すことができます。しかし、今回はその管理画面が表示されませんでしたので、プラグイン自体を無効化して対応しました。