プリンターエラー「プリントヘッドの種類が違います」

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プリンターエラー「プリントヘッドの種類が違います」

昨日までは、印刷できていたのに今日になって突然、印刷しようとしたら「プリントヘッドの種類が違います」とエラーが表示され、電源を入れ直しても、インクを新品に交換してもエラーが消えず困っているとお客様から連絡がありました。

仕事で使っているため、なるべく早く直したいとの希望で連絡をもらってすぐに出向き対応させて頂きました。

エラーコードの確認

プリンターエラー「プリントヘッドの種類が違います」

今回のプリンターなどの詳細情報は以下のとおりです。

  • メーカー:CANON
  • 機種:TS8030
  • エラーコード:140B
  • 内容:プリントヘッドの種類が違います 正しいプリントヘッドを装着してください

メーカー修理の場合

お客様のほうで、メーカーに問い合わせて修理期間および修理費用を確認されていたので、参考までに記載しておきます。

  • 修理期間目安:1~2週間
  • 修理費用目安:修理費+引取費用 19,800円(税込)

2024年12月20日現在の情報です。

印刷時に気になっていたこと

今まで、印刷していたときに気になっていたことがあるようで、

  • 印刷すると横線が入ることがある
  • たまに印刷面が黒いインクで汚れて出力されることがある
  • 純正インクではなく互換性インクを使っている

ということでした。

印刷時に、印字面が汚いとか線が入るというのは目詰まりや汚れが原因のことが多いので、プリントヘッドにインク汚れが付着していることでエラーが出ている可能性が高いことが分かります。

修理内容

「プリントヘッドの種類が違います」と表示されているので、お客様は「何の部品も交換していませんよ」と言われていましたが、このエラーは、

  • プリントヘッドの交換時期
  • またはプリントヘッドの汚れ

が原因のことが多く、ひとまず掃除をしてみて改善しなければ、プリントヘッドを交換する手順で進めることにしました。

 

プリントヘッドの清掃

プリンターエラー「プリントヘッドの種類が違います」

プリントヘッドを外してみたら、インクの塊がべっとりと付着していました。エラーの原因は恐らくこのインクの付着です。

プリントヘッドを綺麗に掃除して、インクカートリッジ周辺にもインクがたくさん付着していたので、そこも綺麗に掃除してから元に戻して症状の確認をしたら、エラーは消えました。

今回は掃除だけでエラーが消えましたが、プリントヘッドは消耗品で、業務で5年くらい使用されているとのことで交換時期なのかも知れません。